ナビゲーションをスキップして本文へ

ここから本文です。

土岐地球年代学研究所

ダイナミック超微小硬度計

岩石・鉱物表面に圧子(試験材料に押し込まれる硬い物質)を押し込み、荷重と穴の深さ関係を測定する装置です。最大荷重、最大変位、除荷時の傾きから固体材料の微小領域の硬さや弾性率が算出されます。穴の大きさは数十マイクロメートル程度あるいはそれ以下であるため、岩石や鉱物の微小領域の力学特性の把握が可能です。この試験機を用いた実験により、かつて岩石が経験した変形などの挙動がわかります。また、地質環境が将来どのような挙動をとるか判断する際にこうした装置を用いて岩石・鉱物の物性を把握することが必要となります。

ダイナミック超微小硬度計(SHIMADZU, DUH-211)